宣言

第2回あくね環境志民フォーラム 宣言

あくね夢のまちビジョン2050
 一般社団法人「あくね夢のまちプロジェクト」は、日本全体の人口が減少し、成長から成熟社会への転換が求められている中で、今の子どもたちや孫たちが、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんになっても、笑顔と自然が溢れる美しい「あくね」であってほしいと考える。
 そこで『華の 50 歳組』百周年を迎える 2050 年へむけ、阿久根市が目指すべき将来の方向として『あくね夢のまちビジョン 2050』を提言する。
Vision① 「アクネ、うまいネ、自然だネ」を次の世代にバトンタッチする
森里川海連環プロジェクトを推進し、海の藻場や市内 66 河川の再生、山間地のグリーンインフラ化を進め、地域内経済循環を支える自然資本を整える。その資本をベースに、東シナ海銀行や森林の利子で、市内総生産額の地産地消比率を最大限高めて、域外資金流出を止め、一次産業、伝統食品、伝統技術による新しい阿久根オリジナル「AKUNE WAY」でなりわいづくりを産み出していく。そして子どもたちを阿久根の豊かな自然を実感しながら育てる。
Vision②「あくねに行っが!」と思ってもらえるまちづくり
市街地と各地域が有機的にネットワークする阿久根市。小学校区単位の地域がそれぞれの特性を活かし、固有の歴史と伝統に育まれた地域住民の暮らしを知恵や技を使って継承し「懐かしい過去」が感じられる拠点作りを行う。さらに周辺地域を支える市街地のまちづくりを行う。阿久根駅、港、温泉を核に、都会から訪ねたくなるスローライフ『阿久根時間』を提供できる再開発により交流人口を広げ、再訪したくなるまちにする。
Vision③思いやりと助け合いあふれる「華の50歳組」のまち
若年層の家庭生活を支援し、高齢者である親世代との近住で、3世代が安心して暮らし、生まれ育ったまちで人生を全うできるよう、地域の支えあい体制を構築し、阿久根伝統の「華の 50 歳組」を思いやり・助け合いの象徴として永久に守り育てる。女性が生きやすい社会は、誰もが生きやすい社会である。命を守り、育むということは、自然を守り育てるということにつながる。思いやりあふれる社会を作ろう。
Vision④「あくねエコビレッジ」エネルギーの地産地消とアジアとの交流
阿久根は元々、海に開かれたまちである。地元金融機関とともに、市民出資の再生可能エネルギーファンドの組成、エコツーリズムの実施、クリエイターや IT 技術者が集える拠点をつくり、域外交流や文化交流、アジアを中心とした姉妹都市提携を行い、海賊文化交流を行う。世界最先端のエコビレッジでアジアの模範となり、ゼロ・エミッションをめざす。
平成27年11月8日
一般社団法人あくね夢のまちプロジェクト
代表理事 中村 健二郎

第1回あくね環境志民フォーラム 宣言

あくね環境志民宣言
 文明社会が成熟期を迎える中で、今我々は技術の進化に伴って失われた大切なものをここで改めて省みる時期に来ている。例えば、命の連鎖の継承ともいえる毎日の食事においても「いただきます」という当たり前のことが少しずつ失われているという悲しい事実がある。

 そんな今という時代を考えると、消滅する可能性を孕んだ今後の自治体の在り方に危機感をもって臨んでいくことになる。

 こんな時代を生き抜くためのキーワードは「地域でお金を回すこと」そして「エネルギーで自立すること」である。それは地元で経済もエネルギーも消費し「もったいない」という気持ちを常に持ちながら日々を過ごすということである。

 そのためにはこの日本の風土である豊かな水から生まれる水素の活用や太陽光、小型風力といった再生可能エネルギーの活用など低炭素社会の実現に向けて動いていかなければならない。その実現に向けて持続可能な人材の育成も避けては通れない。

 我々のいのちのふるさと「東シナ海銀行」からいただく様々な恵みを「もったいない」という気持ちでしっかり受け止め、我々が「当たり前」と思っている価値観を「よそ者」と呼ばれる高い価値観に裏打ちされた人々に意見をいただきながら再発見していくことが何よりも肝要である。

 こういったことを旨として我々阿久根志民が目指す「自然と人が共生するまち」の実現に向けて「夢のまちあくねプラン」を描き、一歩一歩前進しようと思う。

 「すん、くぅ、そだッ、よかあんべ」2040 年「夢のまちあくね」で暮らす人々に笑顔が溢れ、地域の繋がりがしっかり根差した社会の実現のため、ここに環境志民宣言を行う。
平成26年10月26日
阿久根市長 西平良将